思わず笑ってしまった、父の偏屈ぶり

思わず笑ってしまった、父の偏屈ぶり

我が家の父は、15年前の50代後半に脳梗塞になり、半身不随になりました。そこから我が家のゆるやかに混乱の渦に巻き込まれ
、父は保証人になっていたことが発覚、それが闇金だったこともあり、電話での暴力的な言葉におびえたり、住宅ローンが払えなくなり、
自宅を売却したりと、ベタなドラマのような人生を歩んできた我が家ですが、ここまで育ててくれた父には感謝しています。

 

父の病気の原因は、膨大な仕事をこなしていたストレスと、タバコ。絶対に病気になるよとみんなが忠告していたにもかかわらず
、絶対に忠告を聞こうとせず、半身不随になってしまったのですが、偏屈な性格も原因の一員だと思うのです。

 

父は母や周囲のみんなに「変人」だと口々に言われるほど、若い頃から変人で、理論的ではあるのですが、世の中に沿わない理論
を展開する人です。私は外見も中身も兄弟の中では一番似ているので、私も将来あんなになってしまうのか・・・と思うとなかなか辛い
ものがあります。

 

そんな父は、もうずっとディサービスに通っているのですが、何年も履き続けている介護用の靴がボロボロになっているので、靴を
買い換えるように言ってくれないですか?とディの職員さんに頼んだのです。(家族が言っても聞かないので)父は装具を付けれは歩ける
為、それ用のマジックテープの付いている靴じゃなければ歩きにくく、専門の業者に頼まなければいけないのですが、

 

「まだ履けるからいい」

 

と、父は拒否。何とか職員さんが説き伏せて、靴を購入する事になったのですが、靴が届いた時、母と私は驚きました。

 

ディサーイスの職員さんから手渡されたのは、左足片方の靴のみ。職員さんから聞いた所、父が片方しかいらないとかたくなに言い張ったそうで、
理由を聞くと、まだ右足用は履けるから。という答えが返ってきたそうです。

 

片方のみって・・・そんな注文の仕方をされた業者さんも困っただろうな、と思います。

 

色々言って、しぶしぶ買う事になった父なりの意趣返しだと思いますが、思わず笑ってしまいました。